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Akita de Workation田舎暮らし体験型(羽後町~湯沢市エリア)

※ 本ページは秋田県が実施する令和4年度「Akita DE Workation 誘客促進事業」の受託事業者(株)アド東北が企画、取材、編集しWappa編集部に提供されたテキスト、写真をそのまま掲載しております。記載内容等についてはアド東北(018-863-6611)まで直接お問合せください。

ワーケーションとは、非日常的な場所でいつもの仕事を行いながら、その土地の魅力を知り、そこに住む人々との交流を図る、新しい働き方です。

秋田県ではワーケーションを通じて、秋田を訪れる方たちと地域の方たちとの交流を図り

秋田の伝統文化·食文化·人の魅力をより深く知ってもらうことで、

将来の移住に繋がる、関係人口の創出·拡大を目指しています。

今回は秋田県の事業で実施しました羽後町~湯沢市エリアでの田舎暮らし体験型

ワーケーションをご紹介します。

(※この記事は令和4年10月に行われたモデルツアーを参考にして作成しています。)

DAY1

秋田空港から羽後町へは車で約1時間。

朝東京を出発すればちょうどお昼時には羽後町に到着するので、まずはご当地ならではの昼食から。羽後町のお昼ご飯におすすめなのが「西馬音内(にしもない)そば」。羽後町にはそばマップがあるほど、古くからそば屋が多く、「冷やかけそば」は町の人々にとってのソウルフードです。

羽後町に来たら必ず立ち寄って欲しいのが、西馬音内盆踊り会館です。ここでは、ユネスコ世界文化遺産にも認定された、「風流踊り」一つである、西馬音内盆踊りの歴史や踊り方を学ぶことができ、地元のお母さんたちに衣裳を着付けてもらい記念写真を撮ることもできます。(※体験や着付けは予約が必要です。)

会館から徒歩1分のところにある「yado&kissa UGO HUB」は「やりたいことを、やりたい時にできる場所」をコンセプトとした、レンタルスペースです。ワークスペースとしても、地域の人との交流の場としても活用できます。夜にはUGOHUB店主の村岡さんが声をかけてくれた地域の事業者の方々が集まり、秋田産の食材を使った美味しい料理を皆で囲みます。地域の人々との交流はワーケーションの楽しみの一つです。

DAY2

二日目はホテルでのワークからスタート。湯沢ロイヤルホテルは部屋の他にもワークスペースが整えられており、遅めのチェックアウトでしっかり集中して仕事ができます。お昼からはかやぶき屋根の古い民家や稲架かけなど、日本の原風景が残る、羽後町田代地区へ。地元のお母さんたちがあるもんで(ある物で)作る郷土料理を振る舞う、農家キッチン「あるもんで」でランチ。炊きたての新米と手作り料理の数々、その美味しさに感動です!昼食後は「あるもんで」と同じ旧長谷山邸に開館された鎌鼬(かまいたち)美術館へ。館長の菅原さんから舞踏や美術館について詳しく説明していただきながら、展示されている舞踏家「土方 巽(ひじかた たつみ)」と写真家「細江 英公(ほそえ えいこう)」が生み出した作品の数々に思わず息をのみます。周辺の景色からは想像もつかない世界観に新しいインスピレーションを得る事は間違いありません。

二日目の宿泊先は旧長谷山邸の目の前にあるかやぶき山荘「格山(かくざん)」と、同じ田代地区内にある泊まれる登録有形文化財「阿専(あせん)」。格山のオーナーの阿部さんは、秋田にUターンした10年前にこの古民家を受け継ぎ、日本らしさを求め世界各国から来るお客様にこの田代地区を案内してきました。夕食は宿のお母さんと一緒に作っただまこ鍋。囲炉裏を囲んで、手作りの田舎料理と地酒…。まるで田舎のおばあちゃんの家に来たかのような感覚を体験できます。稲刈りの季節には「稲架(はさ)掛け」のライトアップを見学することもできます。幻想的な雰囲気と秋の澄んだ夜空に輝く星たちは普段の喧騒を忘れさせてくれます。

DAY3

 「格山(かくざん)」と「阿専(あせん)」に宿泊したら是非早起きして行って欲しいのが、五輪坂温泉としとらんどの別館みはらし荘です。横手盆地を見渡すことができる絶景スポットで、お天気が良いと日の出と共に素晴らしい雲海を見ることができ、非日常を体感できます。宿に戻り美味しい朝ご飯を食べた後は、古民家ならではのゆったりとした時間が流れる中でワークタイム。  

 そして秋田と言えば温泉。羽後町のとなり湯沢市には全国的にも有名な温泉地、「小安峡(おやすきょう)」があります。ひと味違った湯沢市を楽しむには現地のガイドに案内をしてもらうのがおすすめです。この地域をよく知り、着地型の旅を提供しているたびのわツアーの齋藤さんは湯沢エリアの地域事業者からの信頼も厚く、普通の観光では得られないディープな湯沢市の魅力を教えてくれます。小安峡では温泉が渓谷から吹き出る大噴湯や不動滝を案内してもらい、その迫力と紅葉の美しさに魅了されます。たくさん歩いて疲れた身体は温泉でリフレッシュ!

 小安峡には温泉宿が多いですが、ワーク環境を整えている宿も多くあり、温泉で癒やされながらのワークも可能です。小安峡温泉 総合案内所ではWi-fiがあるので、足湯をしながらワークもできますよ!

DAY4

秋田のワーケーション最終日です。

秋田県の中でも特に発酵のまちとして知られるのが湯沢市です。市内には多くの醤油味噌蔵、酒蔵など老舗の蔵元が現在もその伝統を守り続けています。創業以来160年以上にわたり伝統製法にて味噌・醤油を天然醸造している「石孫(いしまご)本店」では、醤油の仕込み工程に沿って麹室・熟成蔵の木桶などをはじめ、仕込みに使っている昔ながらの道具類などを説明してもらいながら見学することができます。見学後には味噌や醤油のお土産も買うことも出来ます。

 そして石孫本店から、歩いてすぐのところにあるのが、歴史のある内蔵を改装してオープンしたインテリアショップ&カフェ「momotose(ももとせ)」。お洒落な店内では、石孫本店で作られた味噌・醤油を使った美味しいランチをいただくことができます。歴史ある古民家をリノベーションした「草木ももとせ」は「暮らすように土地をたのしむ」をコンセプトとした一棟貸し切りの宿です。受け継がれた物と、新しい思いが融合された空間は、見るだけでもおすすめです。

今回ご紹介した湯沢·羽後エリアのワーケーションは実際にモデルツアーを行いました。参加いただいた方からは、「秋田の文化度の高さに驚いた」、「秋田の方の温かさを感じた」等の感想をいただきました。秋田でのワーケーションは、日常では得られないひらめきや発見に繋がるはずです。Akita DE Workationで田舎暮らし体験してみませんか?

●モデルツアーで利用したワークスペース·宿泊施設·観光地

鎌鼬美術館       https://kamaitachi-museum.wixsite.com/main

西馬音内盆踊り会館   https://www.town.ugo.lg.jp/sightseeing/detail.html?id=1015&category_id=4

yado&kissa UGO HUB https://www.ugohub.jp/

湯沢ロイヤルホテル   https://yuzawa-royal.co.jp/

かやぶき山荘 格山           http://kakuzan.ugotown.com/

阿専          https://asen-abe.wixsite.com/asen

石孫本店       https://ishimago.jp/

Akita de Workation ツアーレポートの動画はコチラ

※ 本ページは秋田県が実施する令和4年度「Akita DE Workation 誘客促進事業」の受託事業者(株)アド東北が企画、取材、編集しWappa編集部に提供されたテキスト、写真をそのまま掲載しております。記載内容等についてはアド東北(018-863-6611)まで直接お問合せください。

【外部リンク】

「”秋田暮らし”はじめの一歩」内ワーケーションページ「Akita de Workation~あきたでワーケーション~」(秋田県 あきた未来創造部移住・定住促進課

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