Akita de Workation地域交流型(能代市~大館市エリア)
※ 本ページは秋田県が実施する令和4年度「Akita DE Workation 誘客促進事業」の受託事業者(株)アド東北が企画、取材、編集しWappa編集部に提供されたテキスト、写真をそのまま掲載しております。記載内容等についてはアド東北(018-863-6611)まで直接お問合せください。
ワーケーションとは、非日常的な場所でいつもの仕事を行いながら、その土地の魅力を知り、そこに住む人々との交流を図る、新しい働き方です。
秋田県ではワーケーションを通じて、秋田を訪れる方たちと地域の方たちとの交流を図り
秋田の伝統文化·食文化·人の魅力をより深く知ってもらうことで、
将来の移住に繋がる、関係人口の創出·拡大を目指しています。
今回は秋田県の事業で実施しました能代市~大館市エリアでの地域交流型
ワーケーションをご紹介します。
(※この記事は令和5年1月に行われたモデルツアーを基にして作成しています)
DAY1
羽田空港から約1時間10分のフライトで秋田県北エリアの玄関口「大館能代空港」へ。
『忠犬ハチ公』にちなんで毎月「8」のつく日の午前10:00~11:00頃には、秋田犬がお出迎えしてくれます。(当日の秋田犬の体調等によりお出迎えできない場合あり)
1·2日目は、木材産業が盛んで知られている能代市内のコワーキングスペースを拠点にワーケーションをします。
まずは、能代駅前にある旧丸彦商店をリノベーションし、地域の人たちの交流の場となっている「マルヒコビルヂング」 へ。1階にある「CAFE4-6」で美味しいランチをいただいた後は、2階のワークスペース「Co-motomachi」でそれぞれのワークタイムです。随所に使われている木の造作物に「木都能代」を感じられます。
夕食は地域の方たちが集まる地元の人気店で、地域の方たちとの交流です。
地元の酒屋さん「天洋酒店」さんが特別に選定した秋田の地酒と旬の地元食材をふんだんに使った美味しい料理に舌鼓を打ちます。
地元で地域活性化に尽力されている方々も集まり、熱く語らいます。ワーケーションでの地域交流は、お互いに刺激を得ることができ、新しい発想や人の繋がりが生まれます。
DAY2
2日目の午前中は、マルヒコビルヂングのオーナーで家具職人でもある湊さんにアテンドしてもらい能代市街地の街歩きです。能代市で秋田杉や国産杉の製材·卸売りを行う「瀬川銘木」さんでは、普段目にすることがない巨大な木材や美しい木目の板材などを見学。井坂記念館では「木都能代」の歴史を学び、その後は、国登録有形文化財旧料亭「金勇」へ。ガイドさんの説明を聞きながらその歴史ある豪華な造りに思わず嘆声が漏れます。見学後は地域活性化に取り組んでいる方々が営む「平山はかり店」や老舗の和菓子屋さん「桔梗屋」でお買い物を。能代市には全国的にも珍しいバスケミュージアムもあり、ぜひ街歩きで訪れたいスポットです。
街歩きをして地域の歴史文化、地域課題に触れ刺激を受けたところで、能代市の地域活性化に取り組む方々とのディスカッションです。地域の方々の取組を聞き、地域が抱えている課題や埋もれている魅力についても話し合います。ワーケーションで参加した方々からは外から見た視点での意見やアドバイスがありディスカッションは尽きません。
DAY3
3・4日目は能代市から車で約1時間の大館市に拠点を移してのワーケーション。
大館市でのワークの拠点は、駅前のわっぱビルヂング2階にある「 MARUWWA(マルーワ) 」 。ビルの1階には、伝統工芸品「大館曲げわっぱ」で有名な柴田慶信商店のショップ&ギャラリーがあり製作体験もできます。(製作体験は現在休止しています。再開時期については店舗にお問い合わせください)
曲げわっぱの木独特の肌触りや柾目(まさめ)の美しさ、機能性の高さは多くの人に愛されています。出来上がったお弁当箱は旅の良い思い出にもなります。大館市は忠犬ハチ公で知られる秋田犬の発祥の地。MARUWWA周辺には秋田犬会館や秋田犬の里など秋田犬を身近に感じられる施設があり、ワークの合間に可愛い秋田犬に会うことができます。
お昼は、わっぱビルヂングのオーナーである石山さんが声をかけてくださった地元で活躍する事業者の皆さんと大館名物「花善」の鶏めし弁当をいただきながらランチミーティング。地方でありながら世界に通用する魅力が豊富な大館市。その土地で活躍する方々との会話は新たな発見にも繋がります。その後はワークスペースMARUWWAでワークタイム。夕方まで各自ワークした後は、大館市の秘湯「日景温泉」へ。雪景色の素晴らしい温泉と美味しい夕食で仕事の疲れを癒します。
DAY4
最終日はチェックアウトまで宿のワークスペースでお仕事。1人で集中できる個室や暖炉がある開放的なロビーなど様々なスタイルを選ぶことができます。
宿を後にし、空港へ向かう前に立ち寄って欲しいのが、大館駅前のお洒落なイタリアレストラン「トイミトトレソ」。
首都圏から奥さんの出身地である大館に移住し、レストランを始めたオーナーが作るのは、地元の食材にこだわった創作イタリアンです。オーナーの説明を聞きながらいただくことで、秋田の魅力をさらに知ることができます。
今回のワーケーションでは各エリアで地域活性化の活動をされている方たちとの交流会が行われ、参加者の皆さんからは、地域が抱えている課題について今までと少し視点を変えた提案や各エリアが持つポテンシャルについて高い評価をいただき、新しい発想や人との繋がりが生まれました。
秋田でワーケーションしてみませんか?
●モデルツアーで利用したワークスペース·宿泊施設·観光地
※ 本ページは秋田県が実施する令和4年度「Akita DE Workation 誘客促進事業」の受託事業者(株)アド東北が企画、取材、編集しWappa編集部に提供されたテキスト、写真をそのまま掲載しております。記載内容等についてはアド東北(018-863-6611)まで直接お問合せください。
【外部リンク】
「”秋田暮らし”はじめの一歩」内ワーケーションページ「Akita de Workation~あきたでワーケーション~」(秋田県 あきた未来創造部移住・定住促進課)
最新の情報は各施設、サービス提供者に直接お問い合わせください。